【英語学習】国語辞典

今回は「国語辞典を読め。その心は?」を説きます。
先日の記事↓で、辞書がミソだと言い残しました...。

国語辞典とは、もちろん日本語のではなくて英語の。
英英辞典になります。


英和、和英、Google翻訳を使うのは、なるべく最小限がいいですね。
ちなみに、英和、和英のような辞典は、bilingual dictionary / translation dictionary。

言われずとも「そりゃ良いだろうよ。」なのですが、
どう良くて私は勧めているのか、2つ理由をお話します。

今回は第一回。


【理由1】英語は英語で学んでこそ、本当に言葉を使えているということ。

例えば、
・怒る
・憤慨
・激怒

これ全部「怒る」って意味ですけど、それぞれ違う「怒り」を表現していますよね。
(日本語なのに説明してと言われたら、ムズイです...。)

「怒る」と言われて、出てくる英単語。
angry?と勝手に予想するのですが、mad も出てくる人いるかもですね。


いくつか挙げると、

・be angry (adj)
・be mad (adj)
・be outraged (verb)
・be annoyed (adj)
・rage (verb)
 adj = 形容詞 veb = 動

詞すみません。リスト化しているのに、一見ややこしいです...。
品詞の把握も辞典を読む目的の一つなので、意図的に書いています。
(※なぜ大事なのか、こちらもまた今度書きます。)

また、なんで両方 verb なのに be outraged なのって思ったかもしれないですが、
これも辞典を読んでみると何故かがわかります。

取り合えず今回は、これだけ「怒る」も色々ありますよの例、としてだけ理解してください。
例えば、
・angry には dislike の意味合いが含まれていたり、
・mad が単純に very angy(笑)っていう比較級的な位置にいたり、
・outrage には shock の意味合いが含まれていたり、etc...

それぞれ違うんですね。
なので、日本語で「怒る」っていう単語から、頭で翻訳して単純に angry を言葉しても通じます。けれど、どう angry なのかまでを伝えられる、理解してる人とそうでない人では、大きく描写、説明、説得力の質が変わってきます。
既に心得ている方、気づいた方、いるかと思いますが、日本語でも同じことで...。

私の場合、英語を勉強したが故に「日本語もきちんと使おう。」と、逆輸入的に言葉への意識が変わりました。ちゃんと意味を分かって使わないと、雰囲気で使ったらいけないな(汗)です。

少し派生しますが、こうして言葉を読み解いてゆくと、言葉をその言語のまま学ぶことが、その国の文化を学ぶことにも繋がってきます。

そうすると、例えば日本の「情緒」「風情」「趣」といったような、英語に訳して表現できない言葉=文化の領域っていうものが、解ってくる気がします。
逆も然り。

というわけで。次回は理由その2をお話しします。たぶん、2つ目の方がお堅くなく、辞典を引く気になってくると思います!


Mami
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