今回はアメリカ体験記です。
Freshman(大学1年生)の終わりも近くなってきた3月頃だったと思います。
渡米から7か月程。
感触としては、
自分をよく知ってくれている人たちとの、コミュニケーションにストレスを感じなくなっているくらい。
知らない人とでも、いつの間にか怖気づくことなく楽しく話せるようになってた。
Professor の言っていることが授業中に聞き取れるようになってきている時期。
それでも、まだまだ苦労することばかりで、
落ち込むような出来事もちょくちょくあったりするわけです。
「なんでそんなこというのかな。」って人も、もちろんいるわけです。
(私もその相手のことを知らないのに決めつけるのもどうかと思いますけど、
大体、その人たち自身は「同じような体験を経ていないんだろうな。」と思われる人たちなわけで。)
それである時、友達に「こんな事があって。」と拙い話力で、
夜、寮の部屋で話をしたんです。
彼女は、dormitory(寮)の floor で一番最初に仲良くしてくれた子で、
卒業するまでずっと家族ぐるみで良くしてくれた、私の恩人です。
年は2つだったか上で、Indiana の田舎育ちの女の子です(最近子供が生まれました!)。
その時に言われた言葉が、
"But she doens't know you."
でした。
「Mamiのこと知らない人の言う事、気にする必要なんかある?」
ってことです。
他人に言われた一言で衝撃受けることって、人生で幾ばくか知れませんが、
そういう相手と出会えるという確率も含め、あまり無いかと思います。
言われた瞬間すごくハッとさせられて、
なんだか気が沈んでたことが嘘みたいに吹っ切れたし、
確かにそうだし、「なんで気づかんかったんや!」ってなりました(笑)。
言った本人は、私にこんなに影響を与えてるなんてきっと露知らずです。
今でもこの言葉が頭の中にずーっと残っていて、
私の守護神みたいになっています。
自分のことを大事に思ってくれていない人の言うことは、
聞く必要はないし、気にする必要もないし、
って思想を持つのと同時に、
一方で、挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたり、
感想や意見を聞いてきたり、自身の話をしてくれたりする人たちっていうのは、
少なくとも自分に興味を持ってくれていて、
その中には知ろう、理解しようとしてくれた人たち、
自身を打ち明けてくれた人もいて、
そういう人たちとの時間がどれだけ短かったとしても、一期一会の大事な存在。
自分も向き合わないと、と努めています。
昨今は、現実世界が最早「灯台下」みたいになっていて、
考えさせられるとは言いつつも、
どこか自分直近の世界からは切り離してみているところがありそうです。
一昔前だったら、バーチャルの世界はどこか救いの世界だったはずだけど、
今となっては両世界の境は消えていて(vanishって感じ)、
現実世界で向き合えないと、バーチャルの世界でも結局、
誰とも何とも向き合えない、向き合ってもらえない、
だから何も解決しない、と感じている今日この頃です。
editorial(論説)みたいなってしまいました。
今回はだいぶ内省的な内容。
Mami
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